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米VMware、仮想化環境変換ツール最新版をリリース


 米EMC傘下のVMwareは1月29日(米国時間)、仮想化環境変換ツールの最新版「VMware Converter 3」をリリースした。無償版のStarterと同社の顧客向けのEnterpriseの2バージョンで展開する。OSはWindows NT 4.0 SP4/2000/XP/Server 2003をサポートした。

 VMware Converterは、物理マシンから仮想マシンの作成(P2V)、仮想マシンから別の仮想マシンの作成(V2V)を自動化するツール。ウィザードを利用することで、仮想マシン環境に容易に変換できるという。他の仮想化環境が管理する仮想マシンとも連携できる。

 データを移行させる前にスナップショットを作成する「Hot Cloning」が特徴で、マシンを再起動させることなく仮想化環境に移行できる。Remote Cloningでは、遠隔からマシンのクローンを作成可能。管理者の作業を簡素化するという。管理者は中央管理機能を用いることで、仮想化環境への変換を一括管理でき、スケジュールを組むことも可能。

 Starterは小規模システムや仮想化環境を初めて作成するユーザー向けで、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。Enterpriseは大規模システム向けで、同社の「VMware VirtualCenter Management Server」顧客向けに追加料金なしで提供する。Starterでは、1回に1つの仮想化環境にしか変換できないが、Enterpriseでは複数の変換を同時にできる点が大きな違い。



URL
  米VMware
  http://www.vmware.com/
  プレスリリース(英文)
  http://www.vmware.com/company/news/releases/012907converter.html
  「VMware Converter 3 Starter」ダウンロード
  http://www.vmware.com/products/converter/


( Infostand )
2007/01/30 09:00

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